BAR「ラパン」で働いて3年になる杉山(荒川良々)が、カクテルコンクールに出场することになった。溜(相叶雅纪)はチーフ・バーテンダーの三桥(光石研)に頼まれ、杉山の练习をサポート。何でも手伝う、と申し出る。すると杉山が、コンクールに优胜したら美和(贯地谷しほり)と付き合いたい、と言い出した。溜はよかれと思って美和に伝言を届けるが、溜にどこか惹かれている美和はへそを曲げてしまう。
时を同じくして、医师の织田公彦(津田寛治)が「ラパン」に来店。织田には结婚したい彼女がいるという。その彼女とはなんと美和の上司である五木编集长(池津祥子)だった! 日ごろから五木の仕事の鬼ぶりを目の当たりにしていた美和は惊きを隠せない。
やがてカクテルコンクールの日がやって来た。予选を通过した杉山は后日、葛原隆一(金子ノブアキ)の一番弟子と対决することに。ところが、予选で杉山が作ったマティーニを、葛原は「アンタのマティーニには颜がない」と酷评。优胜できないと断言された杉山は仕事にも身が入らなくなる。一方、その言叶を闻いた溜の脳裏には、师匠である加瀬(竹中直人)がかつて発した言叶がよぎる。
そんな折、织田と五木が再び「ラパン」を访れた。ところが溜は、织田が五木に见せた祖父の形见だという时计がどうも心に引っかかり…。