平成二十三年八月吉日
刃长: 71.5ｃｍ（二尺三寸六分） 反り：2.4ｃｍ
元幅：3.35ｃｍ　元镐重：0.72ｃｍ
先幅：2.9ｃｍ　先镐重：0.62ｃｍ
茎：生ぶ、胜手下がり鑢目、目钉穴：１个。
体配：镐造、太刀姿。
雕物：表裏に棒樋の雕刻。
地鉄：小板目肌に杢目肌。映り立つ。
刃纹：丁子刃乱れ重花になる、小沸よくつく。
帽子：乱れ込んで小丸へ返る。
【解说】现代刀剣界の巨匠、大野义光氏の出来が良い太刀をご绍介させて顶きます。本刀は备前一文字を写した太刀で、身幅、元先ドップリと広く腰反りが利いた镰仓时代の太刀姿を呈した贯禄有る一振りです。
地鉄は杢目肌が交じる精美であり明るく冴えた诚に见事な大野先生が得意とする锻鉄です。刃纹は、镐筋に挂かるほどに焼き高の丁子刃纹で、様々に乱れて重花丁子となるもの。丁子足、叶よく入り、刃中の働き抜群であり、匂も深く淡い沸が良く付いて古刀备前を凌ぐとも劣らない流石な出来映えです。帽子は、そのまま乱れこんで小丸へ返ります。茎も御覧の通りで文句なし。大野义光が真魂込めて锻錬した、平成二十三年度の作品です。円熟した技が光る最新作の一振りです。镰仓期の太刀姿、(外敌蒙古の袭来に备えて坚いものを断ち斩るために作られた体配)と、备前一文字の华丽な刃纹を见事に再现した、名実共に现代刀匠の最高峰に君临する大野义光(无鉴査)の优作であります。白鞘。