天ノ弱
仆がずっと前(まえ)から
思(おも)ってる事(こと)を话(はな)そうか
友达(ともだち)に戻(もど)れたら
これ以上(いじょう)はもう望(のぞ)まないさ
君(きみ)がそれでいいなら
仆だってそれで构(かま)わないさ
嘘(うそ)つきの仆が吐(は)いた
はんたいことばの爱(あい)のうた
今日はこっちの地方(ちほう)は
どしゃ ぶり の晴天(せいてん)でした
昨日(きのう)もずっと暇(ひま)で
一日満吃(いちにち まんきつ)してました
别(べつ)に君のことなんて
考(かんが)えてなんかいないさ
いやでもちょっと本当(ほんとう)は
考(かんが)えてたかもなんて
メリーゴーランド みたいに回(まわ)る
仆の头(あたま)ん中はもう グルグルさ
この両手(りょうて)から
零(こぼ)れそうなほど
君に贳(もら)った
爱(あい)は
どこに舍(す)てよう？
限(かぎ)りのある
消耗品(しょうもうひん)なんて仆は
要(い)らないよ
仆がずっと前から
思(おも)ってる事(こと)を话(はな)そうか
姿(すがた)は见(み)えないのに
言叶(ことば)だけ见(み)えちゃってるんだ
仆(ぼく)が知(し)らないことが
あるだけで気(き)が狂(くる)いそうだ
ぶら下(さ)がった感情(かんじょう)が
绮丽(きれい)なのか汚(きたな)いのか
仆(ぼく)には まだわからず
舍(す)てる宛(あ)てもないんだ
言叶(ことば)の裏(うら)の裏(うら)が
见(み)えるまで待(ま)つからさ
待(ま)つくらいならいいじゃないか
进(すす)む君(きみ)と
止(と)まった仆(ぼく)の
缩(ちぢ)まらない 隙(すき)を
何(なに)で埋(う)めよう？
まだ素直(すなお)に
言叶(ことば)に出来(でき)ない仆(ぼく)は
天性(てんせい)の弱虫(よわむし)さ
この両手(りょうて)から
零(こぼ)れそうなほど
君に渡(わた)す
爱(あい)を
谁に譲(ゆず)ろう？
そんなんどこにも
宛(あ)てがあるわけない だろ
まだ 待(ま)つよ
もういいかい

吉原ラメント
江戸の町(まち)は 今日も深く
夜の帐 かけて行(ゆ)く
镜向(む)いて 红(べに)を引(ひ)いて
応(おう)じるまま 受(う)け入(い)れるまま
橙(だいだい)色(いろ) 辉(かがや)いた花
憧(あこが)れてた 望(のぞ)んでいた
いつのまにか 蓝(あ)色の花
けれど私 安(やす)くないわ
「真(まこと)は
ただ一人の
何方(どなた)かのため
だけに 咲(さ)いていたかった
のだけれど
运命は
わっちの自由を夺い
そいで 歯车(はぐるま)を
廻(まわ)して行(い)くので
ありんす」
伪(いつわ)り だらけ の 恋爱(れんあい)
そして私を抱(だ)くのね
悲しいくらいに感(かん)じた
ふりの
吉原(よしはら) 今日は雨
贵方様(あなたさま) どうか私を
买(か)っていただけないで しょうか
咲き出す 伞の群(む)れに
濡(ぬ)れる 私は 雨
行(い)きかう群(む)れ 赈(にぎ)わう声が
ひしめき合い もつれ合い
愿う ことは
どうか いつか
鸟笼(とりかご)の外(そと) 连(つ)れ出して
「真(まこと)は
行(い)くあてなど 无(な)くなって
しまいん した のだ けれど
此方(こなた)の
笼(かご)の中 から
见える 景色(けしき) だけは
わっちを
いつなつ时(とき)も
愈(いや)して くれる の で あ りんす」
伪(いつわ)りだらけの恋爱(れんあい)
そして私を买(か)うのね
私に咲(さ)いた花びら
濡れる心に降(ふ)るは 雨
贵方様どうか私と
一夜限(いちやかぎ)りの戯(たわむ)れを
望む シミの数(かず)が
钝(にぶ)く 心に 刺(さ)さる
忧(うれ)い を 帯(お)びた花(はな)
望む 果(は)てる
「ようこそ おいでくんなまし」
恋人(こいびと)ごっこの夜に
吐息(といき)「あっアッ」と鸣(な)かせて
悲しいくらいに感じた
ふりの
吉原(よしはら)今日も 雨
伪(いつわ)りだらけの恋爱
そして私を抱(だ)くのね
悲しいくらいに感(かん)じた
ふりの
吉原(よしはら) 今日は雨
贵方様 どうか私(わたし)を
买(か)って いただけない で しょうか
咲き出す 伞の群(む)れに
濡(ぬ)れる 私は 雨