





大相撲の第72代横綱稀勢の里(30)=田子ノ浦部屋=が27日、明治神宮で横綱土俵入りを行った。時間にして1分28秒で堂々とした力強い雲竜型。「爪先から頭の先まで集中して、ゆったりと大きく、力強くやることを心がけた」と振り返った。
19年ぶりの日本出身新横綱は、角界の枠を超える抜群の注目度だ。
土俵入りを行った明治神宮では平日にもかかわらず、午前6時40分の開門前からファンが列をつくった。入場を制限したが、平成6年に貴乃花が新横綱として土俵入りした際の2万人に迫る1万8千人が詰めかけた。
近くで土俵入りを見守った日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は祝福に包まれる雰囲気を改めて感じ「感慨無量。大相撲に携わってきてよかった。感動した」と声を震わせた。
悲願の初優勝を果たした初場所14日目から1週間。横綱昇進に伴う一連の行事を終えた稀勢の里は「15年間相撲を取って来て、いろんな場所終わりを味わったが、こんなに濃い1週間は初めて。一生忘れられない」と深く身に染みた様子だった。
