转生龙蛋吧 关注:22,247贴子:111,209
  • 5回复贴,共1

[RAW]687.奈落の王アバドン

只看楼主收藏回复

687.奈落の王アバドン
 俺は空高くに浮遊する不気味な石像……ヨルネスの許まで飛んで行って対峙する。
 とにかくこいつの戦い方、動き方を見切って、それから丁寧に対処していく必要がありそうだ。
 下手に攻撃すれば、ヨルネスのカウンター系スキルが発動する。
 物理攻撃は完全反射、魔法攻撃は〖ミラーカウンター〗で潰してくるはずだ。
 ただ、本当に物理完全反射なんてとんでもスキルがあるのかどうか、俺は少し疑わしく思っていた。
 〖因果の鏡〗は確かにスキルの説明文を見れば完全無欠の物理攻撃耐性に思えるが、ただの一文であるためざっくりしたところしか伝わっては来ねぇ。
 案外、発動しているところを見れば、何か大きな隙が見つかったりするものなのかもしれない。
 俺はヨルネスの周囲を飛び回る。
 ヨルネスは俺を正面に捉えようとは動いているが、こちらの動きに対応しきれてはいないようだった。
 発動の速い〖次元爪〗であれば、確実な隙を突ける……!
 まずは例の〖因果の鏡〗とやらの実験から始めてやる!
 俺は死角を取った瞬間に、ヨルネス目掛けて軽めに〖次元爪〗を放った。
 間合いなき爪撃が、ヨルネスの頭部を捉える。
 次の瞬間、ヨルネスと接合されている悪魔の鏡が光を放った。
 同時に俺の頭部に激痛が走る。
「グゥォオッ!」
 血が噴き出る。
 間違いなくこの傷は、俺の〖次元爪〗によるものだ。
【特性スキル〖因果の鏡〗】
【あらゆる物理ダメージを攻撃してきた相手へと返す。】
【〖因果の鏡〗によるダメージは回避することができない。】
 予備動作といえば、発動瞬間に微かに鏡が光った程度だ。
 隙といえるような隙じゃあねぇ。
 爪撃は左目を掠めており、俺は前脚で血を拭う。
 もしかしたら自分の受けたダメージを共有するだけなのかもしれないと思ったが、ヨルネスには傷一つついていなかった。
『〖ルイン〗』
 ヨルネスの思念が響いてくる。
 咄嗟に俺は、一気に高度を落とした。
 さっきまで俺が立っていた場所に虹色の光の球が浮かび……それが、一気に爆ぜた。
 スライムの野郎が使っていた〖ルイン〗のスキルだ。
【通常スキル〖ルイン〗】
【虹色の光を放ち、広範囲に破壊を齎す。】
【威力は中心からの距離によって大きく異なる。】
 このスキル自体は見覚えがあった。
 だが、予想外のことが一つあった。
 爆発の規模が、俺の想像していたより三倍以上大きかった。
 逃げ切ったはずだった俺の身体を虹色の爆風が呑み込み、体表を焼き焦がす。
「グゥウウウッ!」
 なんだ、この馬鹿げた規模の爆発は……!?
 翼が焼かれちまう!
 俺は爆風のままに、過去の聖女のものらしい巨大な像へと叩きつけられた。
 背後の像に亀裂の走る音が響く。
「ガハッ!」
 打ち付けた背から激痛が走る。
 体内の空気が一気に口から抜け、そこには血が交じっていた。
 ヨルネスは魔法力はそれなりに高かったし、〖ルイン〗が凶悪なスキルであることもよく知っている。
 だが、いくらなんでもここまでダメージが入るのはおかしい。
【特性スキル〖魔法規模拡大〗】
【注いだMPに応じて、魔法スキルの規模と威力を引き上げる。】
【魔法スキルによっては初歩的なスキルが一撃必殺レベルになったり、規模が変わったことで全く別の用途を見出すこともできる。】
 ただでさえ馬鹿げた威力の〖ルイン〗を、アレで更に底上げして来やがったのか!
 シンプルながらに恐ろしい特性スキルだ。
 とはいえ、いくらなんでもMPの燃費がいいはずがない。
 ここで消耗させて、〖ミラーカウンター〗に回すMPを削り切ってから魔法攻撃を仕掛けるのも戦法としてはアリかもしれないと思ったのだが……一方的にこんなスキルを撃ち続けられていれば、まずこっちが持ちそうにない。
『〖ルイン〗』
 体勢を立て直す前の俺に、続けて二発目を放ってきた。
 虹色の球が目前に浮かぶ。
 俺は〖自己再生〗と〖竜の鏡〗を併用して即座に翼を復活させ、続けて〖ミラーカウンター〗を用いて光を壁を前方に展開した。
 光の壁を尾で叩いて自身を後方へと弾き、過去の聖女の巨大像の背後へ回り込んで盾にする。
 俺の〖ミラーカウンター〗が罅割れて崩壊し、聖女の巨大像が中央部より崩壊する。
 連撃を凌いで体勢を立て直すのには成功したが、あの巨大な像が一撃で吹っ飛ばされちまった。
 防御性能だけじゃねぇ。
 MPを好きなだけ突っ込める〖魔法規模拡大〗と、高密度な魔力の塊を爆発させる〖ルイン〗の合わせ技がとんでもない。
 だが、巨大像の下にはまだミリア達がいたはずだ。
 俺が目を向けると、トレントが木霊状態を半分解除し、太い無数の木の根を展開して瓦礫を防いでいた。
 〖暗闇万華鏡〗で三人になったアロが、巨像の下にいた人間達を抱え、黒羽を広げて逃げていく。
『アロ、トレント、よくやってくれた!』
『任せてくだされ主殿! この程度、なんともございませんぞ……! 彼らは私とアロ殿で安全なところまで運びますので、主殿はその岩塊をぶっ飛ばしてやってくだされ!』
 トレントの言っている意味はわかる。
 ヨルネスは余所見していて勝てる相手じゃねぇ。
 攻撃力と素早さの低さをガチガチのカウンター性能で補っているだけでも厄介なのに、そのカウンター性能の殻に隠れて、一方的に〖魔法規模拡大〗で威力を底上げした〖ルイン〗をぶっ放してくる。
 ここまで嫌らしい戦法を取ってくる奴は初めて会ったかもしれねぇ。
『……性根が邪悪だってのは誤解だったと思ってたが、いい性格してやがったのは本当なのかもしれねぇな』
 だが、一見隙がなく感じる相手も、何か一つ崩れれば案外簡単に瓦解するものだ。
 MPだって無限じゃねぇし、魔法系へのカウンターは物理カウンターほど絶対的なものじゃねぇ。
 それに……俺には、ヨルネスに有効打を取れそうなスキルに心当たりがある。
 俺もリリクシーラやミーアとの戦いでかなり経験を積んできたつもりだ。
 昔の俺なら、ヨルネスの尖った戦法の前に翻弄され続けていただろう。
 だが、無敵のヨルネスがMPを消耗して攻撃魔法を連打してくるのには相応の理由がある。
 ヨルネスは俺が一方的に攻撃のターンを握れば、自身のカウンターの隙が露呈するとわかっているのだ。
 アポカリプスには、物理系以外にも優秀な攻撃スキルが揃っている。
 〖ルイン〗の連打に惑わされず、冷静にヨルネスの隙を探り、そこを突く。


IP属地:福建1楼2021-08-22 19:35回复
    机翻:
    687.地狱之王阿巴顿
    我是漂浮在高空的令人毛骨悚然的石像……飞到了文艺复兴那里与之对峙。
    总之,有必要放弃这家伙的战斗方式和行动方式,然后认真处理。
    如果攻击得不好的话,就会发动文艺复兴的反击系技能。
    物理攻击应该完全反射,魔法攻击应该用“反射镜计数器”来摧毁。
    只是,我有点怀疑物理完全反射到底有没有什么技能。
    《因果之镜》的确是看了技能说明的话会觉得是完全无缺的物理攻击耐性,但是因为只是一句话,所以只能大致传达给对方。
    意外的是,看到正在发动的时候,也许会发现一些很大的漏洞。
    我在文艺界的周围飞来飞去。
    虽然文艺界在想正面抓住我,但好像没有完全对应我的动作。
    如果是发动速度快的【次元爪】的话,就可以突破确实的间隙……!
    先从例中的“因果之镜”之类的实验开始吧!
    我在死角取下来的瞬间,以文艺复兴为目标轻轻地放出了【次元爪】。
    没有间隔的指甲攻击,抓住了文艺复兴的头部。
    下一瞬间,和文艺结合的恶魔之镜放出了光芒。
    同时我的头剧痛。
    “哇!”
    冒血。
    没错,这伤口是我的“次元指甲”造成的。
    【特性技能【因果之镜】
    【返回攻击所有物理伤害的对手。】
    【【【因果之镜】的伤害是无法避免的。】
    说起预备动作,就是发动瞬间镜子微微发光的程度。
    不是可以说是间隙的间隙。
    爪击擦着左眼,我用前脚擦血。
    我想也许只是共享自己受到的伤害,但是却没有伤害到任何人。
    『『诚惶诚恐』
    回响着文艺复兴的思念。
    我一下子就降低了高度。
    刚才我站着的地方浮起了彩虹色的光之球……那一下子爆炸了。
    是史莱姆那家伙使用的【路易】的技能。
    【通常技能【【露易恩】】
    【放出彩虹色的光,会造成大范围的破坏。】
    【威力因离中心的距离而异。】
    这个技能本身很眼熟。
    但是,有一件出乎意料的事情。
    爆炸的规模比我想象的要大三倍以上。
    彩虹色的爆炸风吞噬了本该逃光的我的身体,烧焦了我的身体表面。
    “哇!”
    什么啊,这个愚蠢规模的爆炸……!?
    翅膀燃烧了!
    我在爆炸的风中,被敲进了像是过去圣女的巨大雕像。
    背后的雕像响起了裂缝的奔跑声。
    “哇!”
    从撞到的背上剧痛。
    体内的空气一下子从口中漏出,那里夹杂着血。
    文艺界的魔法力相当高,也知道“路易”是凶恶的技能。
    但是,不管怎样都会受到如此程度的伤害,这很奇怪。
    【特性技能【魔法规模扩大】】
    【根据注入的MP,提升魔法技能的规模和威力】
    【根据魔法技能的不同,初级技能可以达到一击必杀的水平,规模不同也可以找到完全不同的用途。】
    本来就具有愚蠢威力的“路易”,竟然用那个来进一步提升!
    虽然简单,但却是可怕的特性技能。
    话虽如此,MP的耗油量怎么也不可能好。
    我想在这里消耗掉,削完转动到“镜计数器”的MP后再进行魔法攻击也许也是一种战法……如果单方面持续攻击这种技能的话,首先我方是拿不到的。
    『『诚惶诚恐』
    对重整姿势之前的我,继续放了第二发。
    彩虹色的球浮现在眼前。
    我立刻用“自我再生”和“龙之镜”让翅膀复活,接着用“镜计数器”把光线在墙壁前方展开。
    用尾巴敲光之壁,将自己向后弹,然后绕到过去圣女的巨大像背后做盾。
    我的“镜子计数器”破裂破裂崩溃,圣女的巨大像从中央部崩溃。
    虽然成功地克服了连击重整了姿势,但是那个巨大的雕像被一击吹跑了。
    不仅仅是防御性能。
    可以尽情吐槽MP的“魔法规模扩大”和能使高密度魔力块爆发的“路易”的组合技简直是岂有此理。
    但是,在巨大的雕像下面应该还有米利亚们。
    我一看,特蕾特就解除了一半的木灵状态,展开无数粗壮的树根来防御瓦砾。
    在黑暗万花筒里三个人的阿罗抱着巨像下面的人类,展开黑羽逃走。
    “阿洛,托托,你做得很好!”
    “交给我吧,主公!这种程度,没什么……!他们会和我一起在阿罗殿搬运到安全的地方,所以主殿请把那块岩石扔出去!”
    我明白托莱特说的意思。
    文艺复兴不是冷眼旁观就能取胜的对手。
    攻击力和速度都很低,光是用正儿八经的反击性能来弥补就很麻烦了,却隐藏在反击性能的外壳里,单方面放出了“魔法规模扩大”使威力上升的“路易”。
    到这里为止,拿到令人讨厌战术的家伙可能是第一次遇到呢。
    “……我以为你误会了我的本性是邪恶的,但我真的是性格很好呢。”
    但是,乍看之下感觉没有漏洞的对手,一旦崩溃了就会意外的简单瓦解。
    MP也不是无限的,通往魔法系的计数器没有物理计数器那么绝对。
    而且……我有一种能有效打击文艺界的技能。
    我也打算在和利克希拉和米娅的战斗中积累了相当多的经验。
    如果是以前的我的话,会一直被文艺界尖锐的战法玩弄着吧。
    但是,无敌的强弱消耗MP连打攻击魔法有相应的理由。
    我知道只要我单方面握住攻击的回合,自己的反击就会露出破绽。
    除了物理系以外,阿波罗还具备优秀的攻击技能。
    不被“路易”的连击所迷惑,冷静地寻找尤尼瑞斯的间隙,突破那里。


    IP属地:福建2楼2021-08-22 19:39
    回复
      本来以为魔法扩大化只是增加范围,居然威力也增加
      不过说起来黑圣女如果没卢因的话就实在是魔法力垃圾高但是没啥输出呢


      IP属地:湖北3楼2021-08-22 22:48
      收起回复