原视频简介如下：
演奏は、明治36年に宮内省式部職雅楽部による最古の雅楽録音で、曲目は盤渉調の白柱です。
　雅楽局が、明治22年に『式部寮御撰定御譜』、通称『明治撰定譜』の撰定を終了してからわずか14年後の録音であり、現行雅楽の常識を根底から覆す、衝撃的な録音なのです。
　まず、現行雅楽と楽譜は同じでも、作法と奏法が異なります。これは、白柱だけでなく、越殿楽等の曲でも同様です。作法とは、音頭がソロで演奏する吹き出しの後、一斉に演奏を開始する付け所の位置であり、奏法とは、楽譜に息継ぎ記号のない箇所で行う息継ぎです。
　明治雅楽では、楽譜に息継ぎ記号のない箇所で息継ぎをするのは吹き出しだけですが、現行雅楽では曲全体で息継ぎ記号のない箇所で息継ぎが行われています。
　そして、付け所からの演奏速度は明治雅楽の方が約3倍早いのです。というより、現行雅楽の方が信じられないぐらい極端に遅くなっているということなのです。